SONYのカメラは英語にできない?|設定にない理由と英語表示にする方法

海外にSONY製のカメラを販売したい。でも、日本語表記しかない。
ebayで販売したけどクレームが来たり、英語表示ができないからキャンセルになったり
なんで英語表記がないんだと思った方もいるのではないでしょうか。

国内モデルのSONY製カメラは一部を除きメニューが日本語のみで、設定に「言語」の項目がありません。
設定を上から下まで探しても、「言語」という項目が見つかりません。
見落としているわけではなく国内モデルには、最初から言語の設定項目が出ない仕様になっています。
これはSONY公式が案内している仕様で、ファームウェアを更新しても変わりません。

本記事では、国内モデルのSONY製カメラが英語表示できない理由と、英語表示を追加する方法をまとめました。

◇国内モデルのSONYカメラは、なぜ英語表示に変換できないのか

SONYのカメラは、販売される地域によって選択できる言語が異なります。
海外向けモデルでは英語を含む複数の言語が選択できても、日本国内向けモデルでは日本語しか選択できない場合があります。
そのため、設定メニューをいくら探しても「言語」の項目が見つからないことがあります。
これは設定の見落としではなく、機種や販売地域による仕様です。
通常のファームウェアアップデートでも、言語設定が追加されるわけではありません。


日本の中古カメラは海外で人気がありますが、メニューが日本語のままだと購入をためらわれます。
同じ個体でも、英語にできるかどうかで売りやすさが変わります。

◇英語表示に変更する方法はある?

実は、一部のSONYカメラでは、内部の設定を書き換えることで英語表示を追加できる場合があります。

対応機種では、もともとカメラ内部に複数言語のデータが用意されており、その言語を選択できるかどうかが制限されています。
そのため、新しく英語のデータを入れるというよりも、英語を選択できるように設定を変更するイメージです。
ただし、すべてのSONYカメラで対応できるわけではありません。


◇ 自分で英語化することはできる?

英語化に使用できるツールは公開されているため、個人でも作業できます。
ただ、個人的にはあまりおすすめしていません。
理由は、機種によって作業方法が異なることと、誤った操作でカメラやパソコンに不具合が発生する可能性があるためです。

実際、以前公開ツールで作業した際に作業中に失敗したことがあります。‍ ‍
機種によっては、カメラを特殊なモードに切り替え、パソコンから内部の設定を読み取る必要があります。
その際、カメラではなくパソコン側のBluetoothドライバを変更してしまい
カメラではなくBluetoothのドライバを変更してしまい一時的に使用できなくなってしまったことがあります。

また、公開されているツールは言語以外も触れる状態になっているものがあります。
内部の設定データには、販売地域や映像方式、Wi-Fiの周波数帯なんかも入っています。 このあたりを変えてしまうと、電波法との関係で問題になる可能性があります。
設定によってはカメラが起動しなくなる不具合の報告も挙がっています。


◇お気楽便ではどのように英語化している?

お気楽便では対応可能なSONYカメラについて、言語に関する設定のみを変更する方法を採用しています。
販売地域や映像方式、Wi-Fiの周波数帯など、言語以外の設定は変更しない方針です。
また、作業前後の設定データを保存して比較し、想定外の変更がないか確認しています。

日本語を残したまま英語を追加する方法になります。
これなら、英語表示が必要なときはEnglishを選択し、日本語に戻したいときもメニューから変更できます。

35言語に追加することもできれば英語だけを追加するといったことも可能になります。
お気楽便では、英語だけを追加する設定をおススメしています。

新しい機種で「言語一覧の中国語の行を選ぶと再起動する」という報告があるためです。
国内版には中国語の表示データが入っていないので、こうなるようです。

ファームウェア本体を書き換えるのではなく、言語に関する設定のみを変更しているため、英語化した後も通常のファームウェアアップデートが可能になります。
また、アップデートによって英語表示の設定がリセットされることもなくそのまま使い続けることができます。
英語化したからといって今後のアップデートを諦める必要はありません。

ただし内部設定の変更にはリスクがあるため、すべての機種で正常な動作を保証できるものではありません。

◇対応できるSONYカメラ

対応できるかどうかは、発売年だけでなく、カメラ内部のプロセッサによって異なります。
例えば、以下のような機種が英語化の候補になります。

・2013〜2017年の世代(α7 II、α6000〜α6500、RX100 III〜V など)
・2017年〜の世代(α7 III / IV、α6400、ZV-1、ZV-E10 など)
・2013年より前の世代(RX100 / II、NEX-5N / 7 など)… 機種によります
・最新世代(α7 V など)… 対象外

古い機種や最新機種では対応できない場合もあります。
初めて作業する機種については、まず設定データを読み取れるか確認したうえで、対応を判断します。


◇英語化の料金について

お気楽便では、検品サービスをご利用いただいているお客様向けにSONYカメラの英語化をオプションで行っています。

中古カメラ店に依頼する場合は1万円ほど(保証あり)しますが、お気楽便では500円で対応しております。
通常の検品作業とあわせて対応できるため、破格の値段設定になります。

ただし、メーカーが提供する正式な変更方法ではないため、以下の点についてあらかじめご了承ください。

  • 英語化作業に伴う不具合について、動作保証や補償はありません。

  • 作業前の設定データを確認、保存したのちに作業を開始していますのでエラーが起きた際には復元を試みますが、必ず元に戻せるとは限りません。

  • メーカー保証やサポートの対象外となる可能性がありますが保証はしておりません。

リスクをご理解いただき、ご了承いただける場合のみ対応しています。
※料金は2026年10月時点の価格となっており変動変動している可能性がございます。

◇まとめ

国内モデルのSONY製カメラは、日本語表示しか選べない機種が多くあります。

ただし、一部の機種では内部設定を変更することで英語表示を追加できる場合があります。
海外販売では英語表示に対応しているかどうかが購入判断に影響することもあるため、確認しておきたいポイントのひとつです。

お気楽便では、中古カメラの検品・撮影・発送代行に加え、対応機種の英語化も承っています。
ご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

次へ
次へ

見た目が10割 | カメラ販売で差がつく“写真の見せ方”